うしお / Usio

様々なメディアを用いて、思い通りにならない状況を可視化する作品を制作。一般的に“普通”と理解されている事象でアイロニカルに遊び、ユニークな手法で抵抗する実践を行う。特にゲームに用いられる道具や設定、ルール、言葉、イメージを再構成して作品に用いることが多い。代表作にチェス、囲碁そしてオセロを用いた、白黒の駒を使うボードゲームが白黒をつけられない作品のシリーズがある。

うしお東京都現代美術館での展示風景

《不如意の儀》

2019年│ミクストメディア│インスタレーション

室内に6つの分岐点と、11の作品を配置したインスタレーション。ヘロドトスの『歴史』中の一節からインスピレーションを受け、歴史の中で遊びや様々な表現がどのように展開してきたのか(できるのか)という視点で展開した作品。

うしおのオセロを使った作品

《Where Are You ?》

2016年│シングルチャンネル・ビデオ、サウンド│38分

ユニバーサルデザインのオセロを白黒半々に塗装し、アイマスクをしてプレイする映像作品。

#白黒の駒を使うボードゲームが、白黒つけられない作品シリーズ


うしおの囲碁を使った作品

《原爆下の対局》

2014年 │ ミクストメディア │ インスタレーション

《Continue? Yes.》

2014年 │ ミクストメディア │ インスタレーション

1945年8月6日、広島の郊外において行われていた本因坊戦(囲碁対局)。その時、爆風で吹き飛ばされた囲碁の局面を影で表現した作品。

#白黒の駒を使うボードゲームが、白黒つけられない作品シリーズ

<<原爆下の対局>>は広島で、<<Continue? Yes.>>は東京で展示。

《やもめ男と美女のチェス》

2013年 │ シングルチャンネル・ビデオ、サウンド │ 3分

熱によって滑り、溶け合うチェスの映像作品。

#白黒の駒を使うボードゲームが、白黒つけられない作品シリーズ

うしおの1000円札ツイッター

《1,000yen》

2014年-現在 │ 写真とテキスト │ Twitter @usiotokojp

千円新札の写真・記番号をTwitterに記録してから使用し、いつの日か自分が使った千円札との再会を待っています。

再会待ち千円札記番号リスト


うしおの日本国憲法前文を使った作品

《ふっかつのじゅもん》

2014年 │シングルチャンネル・ビデオ、サウンド │ 7分49秒

年齢・性別が様々な人々に日本国憲法前文を逆さに朗読してもらい、その映像と音声を逆再生した映像作品。

例えば「にほんこくみんは」を逆さに朗読した場合、「はんみくこんほに」となる。

うしおの夢でパーティを組むイベント

《Form a Party》

2014年 │ イベント │ 1時間30分/1回

ゲームマスターからサイコロとカードが渡されて、参加者はそれぞれ、夢の中での役を告げられる。

参加者は現実世界の持ち物と引き換えに、役に応じた小道具が渡され、クエストが告げられる。

それから皆は一つのパーティーを組んで街に出かけるという、現実を夢に見立てた予測不可能なイベント。

うしおの展覧会写真